悪性骨腫瘍(骨肉腫)
● 概要 原発性悪性骨腫瘍で最も多い 青少年(10歳代)に好発 長管骨骨幹部(大腿部遠位部、脛骨近位部、上腕骨近位部)に好発 ● 症状 持続または進行する疼痛・運動痛、腫脹、熱感 ● 検査・診断 X線診断が重要:骨破壊、溶骨像、骨硬化像、骨膜反応がみられたら、 可及的早期に、生検術にて組織学的確定診断を得てから術前化学療法を行う * 効率に肺移転をきたす 初診時には約80%に微小肺移転が存在している ● 治療 全身化学療法による微小肺移転の撲滅が生命予後向上のためには必須 化学療法により、5年生存率は20%から60%以上に向上