悪性骨腫瘍(軟骨肉腫)
● 概要 原発性悪性骨腫瘍で2番目に多い 原発性のものと、骨軟骨腫、肉軟骨種から発生した二次性のものとがある 他の原発性骨腫瘍と比して、好発年齢がやや高齢(40~60歳代)である ● 検査・診断 X線象:骨破壊、溶骨像に、さまざまな程度の石灰化巣や不規則な骨硬化像を伴う * 骨軟骨種から発生する二次性軟骨肉腫では、 カリフラワー状の腫瘍内石灰化巣の増大がみられる ● 治療 化学療法や放射線治療に感受性が低く、手術(外科的根治術)が必須 生命予後は組織学的悪性度に相関し、組織学的悪性度が増すと予後不良