悪性骨腫瘍（骨髄腫）

●　概要 　　未分化形質細胞が骨内に多発性、腫瘍性に増殖する 　　５０歳以上の高齢者に多い ●　症状 　　骨の萎縮や破壊による疼痛や病的骨折、 　　脊椎の圧潰による腰背部痛がみられる 　　骨髄機能低下による貧血症状、全身倦怠感、易感染性、体重減少などの全身症状 ●　検査・診断 　　X線像：多発の骨透亮像、punched out lesion（抜き打ち像） 　　血液検査所見：貧血、赤沈の亢進、血清グロブリン値の上昇、高カルシウム血症 　　骨髄穿刺により診断確定 ●　治療 　　化学療法が中心であるが、予後不良