良性骨腫瘍(骨軟骨種、外骨腫)● 概要 少年期~青年期(とくに10歳代)の関節近傍の長管骨骨幹部に好発 ● 検査・診断 X線像:表面に茸状の骨性腫瘍で表面に軟骨層(軟骨帽)を有する 骨幹端で骨皮質は薄くなって膨隆し、表層をおおう 内部には骨梁構造がみられ、正常部との境界はない 軟骨帽が厚い症例では悪性化(二次性軟骨肉腫)を考える 多発性のものでは、成長軟骨障害による骨変形や悪性化などに注意 ● 治療 小さいものは放置するが、疼痛や神経・腱などの圧迫がみられるものは 切除手術を検討する
● 概要 少年期~青年期(とくに10歳代)の関節近傍の長管骨骨幹部に好発 ● 検査・診断 X線像:表面に茸状の骨性腫瘍で表面に軟骨層(軟骨帽)を有する 骨幹端で骨皮質は薄くなって膨隆し、表層をおおう 内部には骨梁構造がみられ、正常部との境界はない 軟骨帽が厚い症例では悪性化(二次性軟骨肉腫)を考える 多発性のものでは、成長軟骨障害による骨変形や悪性化などに注意 ● 治療 小さいものは放置するが、疼痛や神経・腱などの圧迫がみられるものは 切除手術を検討する