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悪性軟部腫瘍

* 発生頻度別   悪性繊維性組織球腫 > 脂肪肉腫 > 横紋筋肉腫 >平滑筋肉腫 * 臨床症状のみから腫瘍の良悪性を判断することは困難   腫瘍の大きさ、疼痛の有無、深さ、固さなどの所見のみで安易に腫瘍の良悪性を   推測することは不適切 * 術前にMRIにより、腫瘍の広がりや神経血管束への浸潤の有無を十分に把握し、   良性悪性を推測することが重要   専門医への早期からの相談が望ましい * 必要であれば、良悪性を針生検や切開生検により、組織学的に確定診断を行い   手術術式を決定すべき * 安易な切除は、不十分な切除縁となり局所再発をきたし予後不良となることから禁忌 * 化学療法の意義や有効性は確定していないが、遠隔転移が認められる症例では適応 * 手術不能な症例や、手術が不十分な切除縁となった症例では放射線治療が適応

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