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骨形成不全症

● 概念   第17染色体長腕にあるCOLIAI、第7染色体長腕にあるCOLIA2遺伝子の異常に起因する   type Ⅰ collagen の系性異常が原因   頻度は2万人~2万5千人に1人 ● 症状   骨粗鬆症と易骨折性を特徴とし、青色強膜、歯牙形成不全症、四肢体幹変形、難聴   などを主症状とする   臨床症状、重症度、遺伝形式に基づくシレンス分類がよく知られている ● X線像   長管骨は細く、骨皮質が薄く、種々の程度の彎曲変形を示す   重症例では脊柱側彎症が高度 ● 治療   パミドロネートをはじめとするビスフォスフォネートの投与により骨密度増加、   骨痛減少、骨折頻度の減少が得られることが普及   新生児期~乳幼児期では、おむつ交換や行為の際の骨折予防が重要   一般に骨折の癒合は比較的良好で、変形を残さないような保存療法が必要   大腿骨や下腿骨での変形が高度となれば、   伸縮性髄内釘による内固定を用いた矯正骨切り術の適応

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