ペルテス病
● 概念 成長期の大腿骨骨頭の阻血性壊死であり、外傷・内分泌・炎症などが考えられるが 病因はいまだ不明 予後は発症時年齢により異なる 5~6歳未満では良好で、9歳以上では不良、女児は男児に比して不良 ● 症状 跛行と疼痛が主症状 疼痛は股関節に限らず、大腿前面・外側面・膝関節内側部に及ぶことがある 炎症症状はないが、可動域制限は必ず認められる ● 診断 X線診断 ● 治療 ①外転位免荷装具:骨頭の圧潰、亜脱臼の防止が目的で、もっとも一般的 ②大腿骨内反骨切り術:比較的年長児に行われる