オズグッド・シュラッター病
● 概念 成長期の膝伸展機構の使い過ぎが原因の、反復性の牽引力による 脛骨粗面部の裂離損傷が主因 ● 症状 発症ピークは13歳頃の男児に多く、脛骨結節の骨性膨隆、運動痛、圧痛であるが、 重症度により異なる ● 診断 上記症状により診断は容易 X線診断で脛骨結節骨化核の不整、分離、遊離などを認める ● 治療 保存療法:症状に即した運動の制限や休止、 運動後自発痛のある場合はアイシングなどがある 大腿四頭筋のストレッチングが非常に大切 除痛には膝蓋靱帯の中央部を圧迫する「シュラッテル・バンド」が有効なことが多い