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月状骨軟化症(キーンベック病)

● 概念   手関節の使い過ぎまたは繰り返しの外傷による血行障害   月状骨の軟化と圧潰が原因であるとされる   発症時期年齢は10~50歳で、20歳代に多い ● 症状   手関節の自発痛・運動制限・握力の低下、および手関節背側の腫脹・圧痛 ● 診断   X線写真により容易に診断されるが、病期によりX線像が異なる ● 治療   保存療法(ギブス固定)・手術療法(橈骨短縮術など)が行われるが、   完治せず手関節の可動域制限・運動痛などを遺すことが多い

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