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分娩麻痺

● 概念   分娩時、産道の狭窄部での肩や頭部の通過障害により、腕神経叢に働く牽引力によって   発生する腕神経叢麻痺   骨盤位分娩や巨大児に発生することが多い ● 症状   運動神経が再生しても再生時複数の筋を支配してしまうと、複数の筋が同時に収縮   してしまい、筋の収縮があっても関節運動が起こらない   不動金縛り現象がみられることがある ● 診断   上位型(エルプErb麻痺)が多く、典型的な肢位は、   肘伸展、前腕回内、手関節屈曲・掌屈、手指屈曲のウェイター・チップ・ポジション ● 治療   自然回復がみられる場合が多いが、生後1ヶ月で完全回復しない場合は   なんらかの障害を後遺する   回復がわるい場合には、生後半年~1年時に神経移植術や神経移行術を行う   早期手術を逸した遺残症状に対しては、筋腱以降術や骨切り術などの再建術を行う

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