進行性筋ジストロフィー
● 概念 進行性に全身の筋の変性をきたす遺伝性疾患 重症型のデュシェンヌ型は代表的なもので伴性劣性遺伝であり、男性にのみ発症 ● 症状 3歳ぐらいで発症し転倒しやすいことで発見され、 呼吸量減少などのため20歳ぐらいまでに死亡 骨盤の筋力の低下のため登攀性起立(ガワーズ徴候)や動揺性歩行、 筋力は弱いが膨大するふくらはぎの仮性肥大が特徴的 肩甲部の筋力も低下 ● 診断 血清クレアチンホスホキナーゼ(CPK)の著明な増加 ● 治療 転倒時に東部を保護するヘッドギアーの装着などを要する