脳性麻痺
● 概念 受胎から新生児(生後4週以内)までの間に生じた脳の非進行性病変にもとづく、 永久的なしかし変化しうる運動および姿勢の異常 ● 原因 周産期における危険因子:多胎、新生児仮死、骨盤位分娩、未熟児、異常黄疸 ...
てんかん
● 概念 反復性発作(てんかん発作)を主徴とする慢性脳疾患 大脳神経細胞障害 ● 症状 ・大発作:突然に意識が消失し、強直性痙攣→間代性痙攣が起こる ・小発作:突然に短時間の意識消失が起こり、すぐに正常に戻る ...
アルツハイマー病
● 概念 大脳の委縮に基づく初老期痴呆(痴呆は認知症に名称変更) 45~65歳に発症 女性に多い ● 症状 ①中核症状 記憶障害、見当識障害、失語・失行、失認など ②周辺症状 ...
パーキンソン病
● 概念 中脳黒質と大脳基底核の変性による錐体外路障害 小脳にある黒質の神経細胞が死滅して、ドパミンの量が減少するために 発症するとされている ● 症状 四徴 ①振戦(震え) ②筋固縮(筋肉がこわばる、鉛管歯車現象) ...
クモ膜下出血
● 原因 脳動脈瘤の破裂が多い ほか、脳動脈奇形など ● 症状 突然の激しい頭痛、悪心嘔吐、意識障害など 麻痺はない 髄膜刺激症状(①項部硬直、②ブルジンスキー徴候、③ケルニッヒ徴候) ● 備考 検査:血性髄液を呈する ...
脳出血
● 原因 高血圧性脳出血が多く、部位では被殻出血が多く次いで視床に多い。 ● 症状 頭痛、麻痺、意識障害、昏睡など 活動時の発症が多い ● 備考 検査:高血圧、血性髄液など 確定診断にはCT・MRIが必要
脳血栓
● 原因 動脈硬化(アテローム硬化)が多い ほか、血管炎、血液疾患など ● 症状 片麻痺、知覚障害、失語など 緩徐に発症、段階的に進行する * 発症前からTIA(一過性脳虚血発作)を繰り返すことが多い ● 備考 安静時の発症が多い...
脳塞栓
● 原因 心疾患(心房細動など)由来の血栓のほか、脂肪や空気などが脳の血管に 入って詰まることによる ● 症状 片麻痺、知覚障害、失語など 急激に発症、数分で完成する ● 備考 通常は前駆症状(TIA)を欠く ...
アルツハイマー病
● 概念 大脳の委縮に基づく初老期痴呆(痴呆は認知症に名称変更) 45~65歳に発症 女性に多い ● 症状 ①中核症状 記憶障害、見当識障害、失語・失行、失認など ②周辺症状 ...
パーキンソン病
● 概念 中脳黒質と大脳基底核の変性による錐体外路障害 小脳にある黒質の神経細胞が死滅して、ドパミンの量が減少するために 発症するとされている ● 症状 四徴 ①振戦(震え) ②筋固縮(筋肉がこわばる、鉛管歯車現象) ...